施工内容 | 木造サイディング貼り住宅の塗装(塗り替え)工事 |
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建物種別 | 木造2階建て サイディング貼り |
住所 | 埼玉県所沢市 |
施主・建物名 | M様邸 |
工事時期 | 平成17年11月 |
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木造サイディング貼り住宅の塗装(塗り替え)工事をご紹介します。
外壁がサイディング貼りの場合の重要な点は、シールの状態になります。
今回のM様邸の場合は、築7年目に入った時期ですが、
すでに、目地部等のシール材がサイディングよりはがれていました。
新築時のシール材は、表し仕上げとなりますので、
弾力性があり、耐候性のよいサイディング用の専用材を使用することが重要です。
また、シールを打ちこむときには、「ボンドブレーカー」などを使用して、
2面接着にすることが重要となります。
※ボンドブレーカーとは、目地の底面に貼りつけるテープ等のことを言います.
これは、シールの付着力を低下させ、目地の両サイドへの接着のみでシール打ちを完成させます.
この2面接着により、シールの弾性力を十分に発揮させ、建物の動きついていけるようになります.
今回使用されているものは、変性シリコーン系のものの様でした。
※状況にもよりますが、5年程度の耐候性と考えます。
シール材のはがれは、単純にシール材の性能以外の原因もあります。
M様邸では、外壁のサイディング材自体がに破断(ひび割れ)の症状も見られ、
地震などによる、建物の動きなどで破断したと思われます。
今回の塗装の仕様は、
①屋根・外壁とも高圧洗浄を行います。
②既存のシール材を撤去して、ボンドブレーカーの有無を確認して、
ポリウレタン系のノンブリードタイプ(汚れが付着しにくいタイプ)シールを打ちこみます。
④そのほか、外壁等の破断部分、釘頭部分 等にも処理をします。
この時に、サイディングの状態を確認して、浮き等がある場合は直します。
⑤各鉄部をケレン、さび止め塗布を行います。
⑥屋根・外壁ともにシーラー(下塗り)を塗布します。
⑦屋根・外壁ともに中塗り、上塗りを行います。
今回は、シリコン樹脂塗料を使用しました。
⑧既存のベランダの床がFRP防水でしたので、
下地処理を行い、再防水を行いました。
施工内容 | マンション大規模修繕工事 |
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建物種別 | RC造3階建て |
住所 | 埼玉県所沢市 |
施主・建物名 | コスモスマンション新所沢様 |
工事時期 | 平成16年7月 |
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マンション大規模修繕工事を行いました。
今回は、賃貸マンションの大規模修繕工事をご紹介します。
RC造の3階建てで、
1階住居2戸+店舗+駐車場
2、3階は、各5世帯 計12世帯 となります。
屋上は、保護モルタルの状態で、アルミ製の笠木か外周をまわっていました。
その中で、笠木が浮き気味の部分があり
仮撤去をしてみると、コンクリートの天端に空洞がみられる状態で、
立ち上がりの寸法の約50mm位と低いので、
今回は、笠木を撤去してしまい、
下地の部分の空洞等を直して、
塩ビシート防水の軽歩行タイプの仕様にしました。
人が歩るく用途にはしていないので、この仕様で10年の漏水保証が出せます。
また、既存笠木の受け金物の緩みもところどころありましたので
シートでかぶせて、端部は金物で仕上げるほうが最適と判断しました。
他、外壁タイル面等は、下地調査を行い
注入、タイルの貼り替え、シールの打ち替え、軒天井や各鉄部等の塗り替えも行いました。
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